日本でも親しまれているイタリアンの知っておきたい基礎知識

浜名湖と国産の違い

うなぎ

なにがどうちがうのか

夏の土曜の丑の日に、うなぎを食べる風習が私たちにはあります。その有名な産地の一つとして数えられるのが浜松です。浜松の浜名湖は稚魚のシラスウナギが昔から豊富に採れたことと地下水の水質が、シラスウナギの生育に合っていたことから、日本で最初にうなぎの養殖を始めました。昔ほどではないにしろ、今でも浜松には数多くの有名なうなぎ料理専門店があります。では浜松のうなぎはなにが他の産地のうなぎとはちがうのでしょうか。そもそもうなぎは現在、ハマチや鯛のように完全養殖ができない魚です。海で生まれたシラスウナギが川を遡上したところを捕まえ、捕食者に食べられないように人の手で育て、成長したら出荷しています。遡上してくるうなぎは季節によってばらつきがあり、たくさん採れる時期もあれば全く採れない時期もあります。浜松ではその限られた水産資源、シラスウナギの遡上が多い地域として有名でした。庶民の間でも高級魚として人気があり需要が高かったうなぎの良く採れる地域として、それを聞いた養殖業を営んでいた人が浜松にたくさん集まり、うなぎの養殖業を始めました。その養殖業者の数が今の浜松産のブランド名の礎となったのです。また浜名湖の水質がうなぎの生育に最適という研究結果も発表されています。また足が速い魚なので生きたまま店舗に運びこむ必要があること、捌くには手慣れた職人の腕が必要など、提供される料理にはこれら輸送費や人件費も含んでいるのです。